Honda Collection Hall

Honda
  • space planning

「製品」の展示から、「想い」の展示へ。

1998年にオープンしたHonda Collection Hall。その15年後の2013年に実施した、2度目のリニューアルを担当しました。製品を通じてHondaの原点を伝え、共感してくれる人を増やしたい。それが展示本来の目的であるからには、「Hondaはなぜそれを生み出したのか」という「想い」まで展示する必要があるはずだと考えました。そこで、市販車・製品の「人に役立つものを創ろう」、そしてレース車の「世界の頂点を目指そう」という2つのメッセージを核としながら、創業者・本田宗一郎の実際の発言を活かした壁面パネルを制作し、製品群を束ねる構造に。各製品には開発の想いを記したパネルを用意し、時には車両の数も絞るなどして、モノよりも想いを際立たせる展示へと刷新しました。Hondaの各事業所を回る巡回展示も同じ形式で行うなど、原点展示のスタイルを確立したリニューアルとなりました。

クライアント
本田技研工業株式会社
制作年
2013
ホンダコレクションホール
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